仮免の試験

慌ただしかったので、先週土曜日の仮免の試験のことを日記に書くのを忘れていた。

まず技能試験、それを通過すると学科試験。

実は、教習所に通い始めるまで、自分は車の運転なんて絶対できないだろう、と思っていた。人に話すと必ず「そんなことはない。誰だってできるよ」と言われるのだけど。「でも、ごく希にほんとにできない人もいるけどね」とも言われる。自分はどうもそういう人なんじゃないのか、と思いこんでいた。今でもやっぱり公道を走っている自分というのは想像できない。

教習所に通い始めた動機の1つに、自分を試してみる、というのがある。やってみる前からできないと言うのは悪いくせだから。

だから、教習は1つ1つ予習や復習をして本気で受けているつもり。教習所以外でも、車に乗ったときは人の運転を観察させてもらったり、道を歩きながら1台1台の車の動きを観察したりしてる。今まで知らなかったこと、気付かなかったことがたくさん見えてきて面白い。今まで気にしたこともなかったけど、どうしてそこにその標識があるのかとか、あそこにあの標識があるはずとか考えて見に行ったりする。キョロキョロしていてちょっと不審者みたい。

最初の頃は、土日を使ってゆっくり半年くらいかけて免許が取れればいいかなぁ、と甘く考えてた。だけどやっぱり、体が運転操作を覚える学習効果のことを考えると、あまりゆっくりしない方がいいと思ったので、途中からは可能な限り毎日予約を取って教習所に通うようにしてみた。

全力を尽くさずに、失敗したときの言い訳を残していたら、ちゃんと自分を試したことにならないと思うから。

そんなわけで当初の予想よりだいぶ早く仮免の試験が来てしまった。

「みきわめ」のときは1回で通ったけど、自分で気付くような間違いをたくさんやっていたから、なぜ通ったのか疑問だった。試験ではちゃんとできるように、今までに失敗したことを1つ1つ思い返して頭の中で練習した。今までに書いてきたメモを全部読み返して確認した。

仮免の試験は朝の9時50分から。普通に起きて間に合う時間。でも気付いたときには「うわ!遅刻する〜」と、飛び起きる夢を見て何回も飛び起きた。5時、6時、7時。もうすこし寝たかったけど4度寝で寝坊するのも怖いから、ゆっくり支度して早めに行った。

仮免の試験のことを書こうと思っていたら、前置きだけでこんなに長くなってしまった。

結論から書くと試験は技能、学科ともに合格だった。技能試験ではやはり完璧とはいかず、たくさん失敗した。S字で脱輪もした。

このあとは第2段階なので公道に出て行くことになる。正直怖い。