先を見据えないものづくり

どうも最近、自分の中で、趣味のものづくりが盛り上がらない。

「何か、こういうものを作りたい」「こういうものを作らないといけない」という風に考えてしまう。具体的なところでは機能とか性能とか。抽象的なところでは作品の意義とか役割とか。あるいは人や社会に与える影響とか。

会社でものづくりをしていると、とくにそうなる気がする。

もっと、小さな思い付きとか衝動に任せたものづくりがしたい。

転がっているおもちゃとか、目の前にある部品を、ちょっと組み合わせてみる。ちょっとしたアイデアを、わざわざ手を動かして形にしてみる。

現実には、結果がだいたい予想できると思っちゃうと、手を動かす気にならない。そこをあえて手を動かすことで、何か得られるんじゃないかな。あまり何も得られないかも知れないけど。

サークルの後輩が、マイコンテトリスぷよぷよを作っているのを見ると、すごいと思う。

そうやって、先を見据えないものづくりを、ぼくも学生の頃はたくさんやっていた。いまは忘れかけている。

いや、後輩たちは先を見据えてるかも。