さいきん読んだ本(2)

なぜ、仕事ができる人は「効率」を無視するのか?―逆転発想の時間術

ぼくはあれこれと「効率的に」てきぱきとこなすのは苦手なので、非効率なことをとことん肯定的に書いているこの本に、親近感を覚えた。べつに仕事ができる人ではなくて、たんに要領が悪いだけなのだけど。自分の中の何をどう改善しようかと考えさせられる。読んでいて楽しかったので一気に読めた。一週間くらい。

ただ山ほど比喩や具体例が出てきて、なにやら証明でも組み立てるように、筋道を立てているようでいて、そうでもないのがもどかしかった。でも、ほとんどの主張は分かりやすいし、具体例も興味深いので問題なし。